内覧前にシンガポールの不動産屋さんに伝える5つのこと
物件内覧(内見)時に気をつけることについては、以前お伝えしましたが、そもそもどうやって内覧物件のリストができあがったのか、について今回はお話します。
ちなみに筆者は、知人に紹介してもらったローカルの不動産屋さんと連絡を取りました。 日本人向けの不動産屋さんは、ある一定額以上の物件でないと相手にしてもらえない場合があるだけでなく、同じエリアなのに家賃の平均価格が大幅に高く見積もられ、損をしてしまう可能性がありますので気をつけてくださいね。
まずはどんな物件を希望するか伝えよう
日本のお引越しのときと同じです。どんな家、どんな環境のところに住みたいか、不動産屋さんに伝えましょう。
【1】間取り
シンガポールでは、部屋の単位を1Bedroom(ベッドルーム)という表現がされています。例えば日本で1LDKの場合には、1Bedroomと表現されます。また、ベッドルームと共によく明記されるものとして、Bathroom(バスルーム)があります。シンガポールで2LDKに該当する家を探してみると、「2Bed / 2Bath」という家がよく見つかると思いますので確認しておきましょう。そんなにバスルームはいらない!と思うかもしれませんが、シンガポールはメイド文化があるため、メイド用のバスルームが用意されていることが多いようです。
【2】広さ
広さについては単位に注目します。シンガポールは平方メートルではなくスクエアフィート(sqft)という表現をします。1sqftは平方メートルに直すと「1sqft=0.092903平方メートル」となります。ですので、脳内でざっくり変換する際には、9掛けすると簡単に広さを把握できます。例を出すと、800sqftと記載があった場合には、9掛けして、72平方メートルにしちゃいましょう。(実際は74.3224平方メートルですが、誤差の範囲内かと思います)
【3】家賃
家賃が高いことで有名なシンガポール。 会社がほぼ負担してくれるような場合は、中心地に住んでもいいと思います。もちろん中心地だと物価そのものも上がりますが、それは東京でも同じですね。丸ノ内や表参道に住んでいるようなものだと思いましょう。 もしも、転勤ではなく現地採用などで働く場合はお給料と相談してきっちりと出せる家賃の範囲を決めましょう。ここまでしか出せない、と決めておかないと100ドル、200ドルといくらでも上がってしまいます。
【4】地域
シンガポールはオーチャードなどがある都市部を中心に東、西、北、中心地エリアと大きく分類できます。居住地域は様々ですが、シンガポールは国土が狭いので電車であっても中心地のオフィス街まで半径30分程度の広さになります。(あくまで直線半径の距離感ですので、路線や乗継状況によって時間はかかるエリアもあります) お子さんがいる場合、通わせる学校や保育園、幼稚園の事情で、選択肢が狭まることは十分にあり得ますので、きちんとそちらも考慮しましょう。また、勤務地を伝えるのも重要なポイントです。
【5】気になった物件のリスト
インターネットであらかじめ、気になる物件をピックアップしておきましょう。おすすめのサイトはPropertyGuruです。 条件に加えてリストアップされた物件を見れば、不動産屋がどのような傾向の家を好んでいるのか把握してくれますし、もちろん空いていれば内覧することも可能です。
条件は作りながらもフレキシブルな対応をしよう!
筆者の場合ですと、当初かなりエリアにこだわったため、そこの物件を不動産屋さんもたくさん紹介してくれたのですが、地域開発の時期の関係で古い物件が多く、その割に希望価格での提供が厳しいパターンばかりで前途多難な状態に陥りました。加えて、そのエリアは保育園が激戦区のようで募集している様子もなく絶望的に…。 結果、家賃は譲れない姿勢を感じ取った不動産屋さんがエリアは全く違うけど、勤務地までの距離やコンドミニアムの雰囲気など総合しておすすめ物件を出してきてくれました。 丸3日間車で一緒にまわり、10件ほど比較させてもらい、最高の提案をしてもらって決まりました。 とてもラッキーなケースだったことは言うまでもありませんが、絶対に守らないといけない最優先事項をしっかりと持って、慣れない土地での最良の住居を見つけてもらえればと思います。